金沢湯涌温泉総湯 白鷺の湯

養老二年(718年)泉に身を癒す白鷺をみた近郷の紙漉き職人がこの温泉を発見したと伝えられており、藩政時代には、加賀藩の歴代藩主を始めとした一族が常用し、その効能によって治癒本復することがしばしばあったとされ、これを賞され湯宿の主人に名字帯刀が許されたと言われています。
大正初期、ドイツで開催された万国鉱泉博覧会に日本の名泉として出展し泉質の良さが認められた以降、文人墨客の来湯が繁くなり、特異な美人画で知られる大正の詩人、竹久夢二が至福の日々を過ごした「ロマンの湯」としても知られています。

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